おはようございます。田中幸太郎です。
衆議院が解散となり、慌ただしくなってきましたね。
いろいろと尋ねられることがありますが、私も皆さんと同じくらいわかりません。本当です。
しかしながら無所属のいち地方議員として、
国と地方の関係には注目しておりますので、
私なりの視点を持ってしっかりと見極めていきたいと思います。
それより、
昨日は講演会に参加してきました。
なぜ日本は財政再建に失敗しているか
~財政規律と予算制度改革~
講師は明治大学大学院 教授 田中秀明先生
昨年度まで財務省に勤められ、退庁された後は、発言したかったことをされている先生です。
「日本では財政再建にことごとく失敗しているが、それはなぜか?
諸外国では財政再建に成功し、リーマンショック以後も財政規律を維持しているが
日本と何が違うのか?」
というテーマで進められました。
例として、今回の復興予算19兆円。
予算制約がなくなり、財政規律が緩み、使い切るのに苦労している現実があります。
その結果、被災地以外で使われ青少年交流(72億円)税務署の耐震改修(12億円)
などに予算が充てられる始末です。
いづれも、子供(未来)にツケをまわして得た財源です。
そのようなことになぜ指摘し、改善していく国会でないのか不思議です。
「財政赤字は、利己的な政治家による合理的な行動の結果である」
私としても非常に耳の痛い言葉ですが、
これからを生きる世代の代弁者として、これまでの高度成長期につくられた
分配型のシステム(計画経済)を考えていかねばならないと改めて考えさせる内容でした。
はじめの話に戻りますが、
財政の面においては、そのようなことを考え、改善・実行できる政党はどこなのか?
私なりの視点を持ってしっかりと見極めたいと思います。
もうすぐ12月議会も開会されます。市川市議会においても課題は同じです。
(でも、国よりは数倍しっかりしています。)
財政再建が最終目標ではなく、少子高齢社会を乗り切ることが課題です。
そのようなことを念頭に置いた財政の一般質問を考えていますので、
どうぞよろしくお願いします。← 財政部長へ事前通告
「未来にツケをまわさない」×「32歳NEWLEADER」
田中幸太郎
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私も良くわかりません。それより、
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